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ベルリン交響楽団だよ!

先週の3日にベルリン交響楽団が地元で演奏してくださったのでそのレポート。
指揮者:リオール・シャンバダールさん
ヴァイオリ二スト:イリヤ・カーラーさん
外国の楽団の為、今回は解説者なし。

Elgar Salut d'amour No.12
エルガーの「愛のあいさつ」はとても滑らかな演奏で、流石はベルリン交響楽団だなぁ、と思った瞬間だった。いや、曲自体が滑らかで優しいのか…
あ、因みにこの曲はピアノ独奏用、ピアノとヴァイオリン用などのバージョンがあるらしい。


音楽通でなくても誰しもが耳にしたことあるベートベンの「運命」。
私は第1楽章はあまりにも有名だから知ってるけど、その楽章は聞いたことがなかった。第2楽章は穏やかな演奏と激しい演奏の繰り返し。第3楽章は低音(コントラバスとチェロ)からの激しい演奏が魅力的。第4楽章は賑やかで華々しく奏でられて終わってゆく。

チャイコフスキーのバイオリン協奏曲の演奏の前に人員替え。トロンボーン奏者を引っ込め、ホルン奏者を増員。そして、ヴァイオリニスとのイリヤ・カーラーさんを迎えて演奏が始まった。
第1楽章は途中で開放感あふれるメロディが奏でられる。そしてヴァイオリンの超絶技巧ソロが長い!もう、イリヤ・カーラーさんの演奏で十分魅せられてる気がする。第2楽章はピッチカートの利用が目立つ。第3楽章はフィナーレだがなんだか第2楽章とくっ付いている気がする…

ドボルザークの「新世界より」は交響曲に馴染みがない人には是非ともお勧めしたい曲。だって曲構成がはっきりしていて非常にわかりやすく、かつそのメロディがあまりにも有名だから。
第1楽章は静かな出だしから曲調が変わり、どこか聞いたことあるような旋律が流れる。この後この旋律が形を少しずつ形を変えて現れる。第2楽章はラルゴ、お馴染みの「家路」である。先ほどの旋律はあの有名な「遠き山に日が落ちて」に変わる。中間部分はまるで夜行列車に乗っているかのような寂しさが感じられる。第3楽章は前のラルゴと打って変わり、激しい出だし。まるでサスペンスドラマな弦楽器の演奏が魅力的。第4楽章の出だしは有名な怪しくも迫力ある、誰もが聞いたことあるメロディ。第1楽章でも出てきたあの旋律はここまで変わる。そして今までの楽章のメロディがひょこひょこ顔を出してくる。そして最後は夕日が沈むようなフィナーレ。


アンコールとしてエルガーの素晴らしい曲を演奏してくださったのだが、残念ながら曲名がわからん。
演奏は良かったのだがこの楽団には恐ろしいところある。
それは「無造作に演奏に入ること」だ。え⁉︎ もう始まったの?って感じ。
指揮者のリオールさんの為せる技なのか…
あと、演奏中に天井から変なクラゲみたいな紙が落ちてきた。何だったんだろうアレ…

コメント

  1. ……え?
    地元で「ベルリン響」!?
    羨まし過ぎです^^;

    さて、曲は……
    お!「ジャンプ」付き!!♡
    Nuyeさん優しい……♡^^♡

    ★Elgar Salut d'amour No.12
    改めて、吹奏さんが綺麗な曲だなあと思いました。
    ……なめらかで、ゆったりとしていて、
    優しくて、落ち着きますねえ^^♡

    ★Beethoven Symphny No.5 c minor Moll op.67

    ……久々に聴きますねー^^♡
    小澤さん♡^^
    ……激しいところ等、髪の毛でも指揮されてる様!^^♡
    第2楽章は、案外といろんな表情が有っていいですねー^^♡
    第3楽章……何か「個性的なの」の登場!^^という感じですね
    第4楽章が、実は大好きだったり、します^^♡
    何か……カッチョいい^^♡

    ★Tchaikovsky Violin Cocerto D major op.35

    ……ホルンが活躍するのですね^^♡
    第1楽章の開放的なあそこは、華やかですねえ!^^
    第2楽章は、バイオリン・ソロ部分がたっぷり♡という感じですねー^^
    ……あ!……れ!?
    いつまにか第3楽章、終わっちゃった^^;
    本当にくっ付いてますねー!!

    ★Dvorak Symphony No.9 e minor op.95

    ……なぜか「運命さん」にジャンプしちゃうので、
    カラヤン指揮、ウイーンフィルで聴いてみましたヨ!^^
    https://www.youtube.com/watch?v=WuqyfEyNXQo

    第1楽章は、何とも言えない緊張感が心地いいんですよねえ^^♡
    第2楽章は、小学生の頃、毎日レコードを懸けてましたねー^^♡
    つまり、誰よりも遅く帰るという……^^;
    第3楽章は、何か起こりそうで、またまたステキな緊張感!^^
    ……そして途中の、オーボエ、クラリネット等の木管さんで、
    何だか懐かしい感じの、ステキなメロディー!
    ……ここ、好きなんですよ!^^
    第4楽章は、ついに運命の時は来た!!……という感じですよね!?
    昔、ノストラダムスの大予言を扱ったテレビ番組で、
    じゃんじゃん懸かってました^^
    ……このフィナーレは、圧巻ですよねー^^♡
    Nuyeさんのレポートで、初めて知りましたが、
    こちら、1つのメロディーが、変化していってるんですね!
    勉強になりました!^^♡


    ……楽団さんや、指揮者さんの個性?
    不思議な演出?……面白いですねえ^^

    ……いやあ、また演奏会に行った気分を味わえました!^^
    Nuyeさん、ありがとうございます!^^♡

    返信削除
    返信
    1. 城園さん、コメントありがとうございます!
      >……なぜか「運命さん」にジャンプしちゃうので、
      ごめんなさい。リンクをミスりました…

      地元でベルリン響ですからすごいですよね~
      一体越谷市は何を召喚してんだよwって感じ。
      この前はクリス・ハートさん召喚してましたね…
      というわけでいろんな人が訪れます南越谷。取り立てて観光資源もないのにすごいっす。
      また、コンサートか何かに行ったらブログにてご報告しますw

      削除

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